膝痛の改善は原因を知ることから!
年齢を重ねると気になってくるのが膝の痛みです。
中高年の人たちにも膝痛にお悩みの方は多いものです。
膝痛を改善して毎日を元気に過ごしたいものですが、
改善の第一歩は原因を知ることです。
原因を知って、膝痛の改善や予防に役立てましょう。
膝は身体を支え、体重の負荷がかかる部分です。
日常生活の中でも、体重の10倍もの負荷がかかることもあり、
痛めやすい箇所とも言えます。
30代以降、軟骨や骨、じん帯といった身体の組織は衰えてくると言われています。
膝は日常的に負荷を受けていますから、年齢を重ねるとともに膝関節の軟骨や骨が、だんだんとすり減ってくるのはし方のないことと言えます。
そして、50代、60代の中高年ともなると、軟骨のすり減りなどにより、膝に痛みを感じるようになってくる、というわけです。
ただ、膝痛にも個人差というものがあります。
これは、膝への負担のかかり具合によって、膝の痛み具合も変わってくるからです。
当然、日頃から膝への負担が大きい生活を送っている人は、膝も痛みやすくなります。
その膝の負担について見てみましょう。
膝への荷重が大きい人ほど、膝の負担も当然大きくなります。
例えば、太っている人。
体重が増えれば、当然膝への負担も大きくなります。
標準体重よりも5キロ重ければ、5キロ分の負荷を与えながら日常生活を送っていることになります。
10キロなら、当然負荷も10キロになるわけです。
また、仕事などで日常的に重い荷物を運ぶことが多い人も膝への負担が増えると言えるでしょう。
宅配便のドライバーの方など、重い荷物を日常的に運ぶ仕事の人たちは、日々の膝への負担も大きいと言えるでしょう。
また、立ち仕事が多い人も膝への負担が大きくなると言えるでしょう。
そのほかにも、O脚やX脚なども膝への負担を大きくする要因となります。
また、逆に普段からほとんど歩かないなど、運動不足の場合も問題になります。
筋肉やじん帯が弱くなったり、柔軟性が不足したりと、これも膝の支えがしっかりできず、膝に負担がかかることになります。
こういった要因が加わることで、膝の痛みが発症する年齢が早まることになります。
これらのことから考えると、
まず、日頃から膝への負担となることはできるだけ軽減するように気を付けることが重要と言えます。
また、ウォーキングや適度な運動などにより、足腰の筋肉を衰えさせないことや、膝周りの柔軟性も保つようにすることも重要です。
これらのことは、膝痛の予防はもちろん、膝痛の軽減にも役立てることができるはずです。